2025年度 交通事故絶滅運動・エコドライブ推進運動・労働災害撲滅運動の実施について
2025年度 交通事故絶滅運動・エコドライブ推進運動・労働災害撲滅運動の実施について
一般社団法人富山県トラック協会
富山県貨物自動車運送適正化事業実施機関
陸上貨物運送事業労働災害防止協会富山県支部
交通安全、環境保全、労働災害防止に全力で取り組もう
取組期間:2025年4月1日~2026年3月31日
交通事故絶滅運動
みんなで挑戦!ルールを守りマナーの向上
◆富山県内における事故の発生状況
2024年 | 2023年 | 増減 | 対前年比 | |
発生件数 | 48 | 49 | △1 | 98% |
死者数 | 0 | 3 | △3 | |
負傷者数 | 54 | 55 | △1 | 98% |
◆事故の特徴
・死亡事故は0件となり、発生件数、負傷者数は昨年より減少
・事故原因では、前方不注意14件、安全不確認6件、優先通行妨害5件、動静不注視5件、交差点安全進行義務違反4件
・発生時間帯は、8~10時台に13件、14~16時台に6件、16~18時台に6件発生
◆事業主・運行管理者等の実施事項
・健康状態の把握など健康起因事故防止対策を徹底する。
・乗務前後の対面点呼等を徹底する。
・アルコール検知器を使用した点呼を徹底する。
・運行指示書による指示等を徹底する。
・過労運転防止のため労働時間管理を徹底する。
・輸送の安全を確保するための指導を徹底する。
・自動車の点検及び整備を徹底する。
・飲酒運転・過積載運行防止対策を徹底する。
・運行記録計を活用した安全運転を徹底する。
・異常気象時等における措置を徹底する。
・安全な運転方法の指導を徹底する。
◆運転者の実施事項
・安全速度を守る。
・飲酒・過労運転をしない。
・わき見運転をしない。
・違法駐車をしない。
・十分な車間距離を保持する。
・運転中携帯電話を使用しない。
・交差点における安全運行を励行する。
・踏切直前の一時停止と安全確認を徹底する。
・過積載及び不適正な積付をしない。
・運行前点検を徹底する。
・シートベルトの着用を徹底する。
・アップライト運転を徹底する。
・歩行者・自転車利用者の保護を徹底する。
・健康管理に努め、体調が悪化した時は運転を中止する。
・妨害運転(いわゆる「あおり運転」)をしない。
エコドライブ推進運動
いつでもどこでも誰でもできる、エコドライブ推進に努めよう♪
◆事業所における推進事項
・エコドライブ推進責任者を指定し、組織的な運動体制を整える。
・アイドリングストップ運動を徹底する。
・車両の点検・整備を徹底する。
・適正かつ効果的な運行計画を定める。
・エコドライブの指導を徹底する。
・エコドライブ研修等に積極的に参加する。
・ドライバー、車両ごとの燃費管理を徹底する。
・燃費管理結果の検証と、優秀者に対して表彰を実施する。
・「エコドライブ10のすすめ」を推進する。
◆運転者の実施事項
・不要なアイドリングをやめよう。
・発進、加速はゆっくりと行う。
・空ぶかしはしない。
・定速運転を心がける。
・減速には惰行運転を利用する。
・高速走行では車速を抑える。
・「エコドライブ10のすすめ」を実践する。
労働災害撲滅運動
なくそう労働災害、高めよう安全衛生意識!
◆富山県内における労働災害発生状況
2024年 | 2023年 | 増減 | 対前年比 | |
死亡災害 | 1 | 1 | 0 | 100% |
休業4日以上の発生件数 | 122 | 119 | 3 | 103% |
◆死亡災害の特徴
・ダンプトラックの荷台を上げて清掃活動を行っていたところ、荷台が降下し、荷台に付属する泥除けと後輪との間に上半身が挟まれた。
◆労働災害の防止にあたっての推進事項
◯荷役作業における労働災害防止対策
・安全衛生管理体制の確立
・作業計画及び作業手順書の遵守
・安全衛生教育の実施
・安全作業のための環境整備
・リスクアセスメント、危険予知活動(KYT)等の取組への参加
・荷主先等での作業時における荷主等との連携協力
◯交通労働災害防止対策
・組織的・継続的な交通労働災害防止対策の推進
・自動車運転者の労働時間等の改善のための基準(改善基準告示)の遵守
・適正な労働時間等の管理と走行管理等
・交通労働災害防止のための教育の実施
・健康管理
・荷主、元請事業者による配慮等
◯健康確保対策
・睡眠時無呼吸症候群の検査の実施及び予防対策の推進
・職場における腰痛予防対策の推進
・職場における心の健康対策の充実
・定期健康診断の完全実施及び有所見率の改善に向けた取組の推進
・過重労働による健康障害防止対策の推進
・長時間の時間外、休日労働を行った者に対する医師の面接指導の実施