トラック事故防止対策・物流DX推進セミナーを開催しました。
トラック事故防止対策・物流DX推進セミナーを開催しました。
2月4日(火)に富山県トラック協会青年部会が「トラック事故防止対策・物流DX推進セミナー」を開催しました。
主催者を代表して青年部 鍋谷部会長から「トラック事故防止対策と物流DXの推進は、いずれも安全性と業務効率化の観点から極めて重要であり、これらの課題に対する理解を深め、具体的な対策を検討する機会としてセミナーを開催する運びとなりました。会員事業者の皆様には、これ契機として、さらなる事故防止対策の強化および物流DX導入の検討にお役立ていただければ幸いです。」と挨拶がありました。
セミナーの第一部では、「トラック事故防止対策」をテーマに掲げ、国土交通省 北陸信越運輸局富山支局 検査整備保安部門 首席陸運技術専門官の窪田淳一様を講師にお迎えしました。
窪田首席から、北陸信越管内における事故の傾向や実際に発生した事故・故障の事例を基に、事故原因とその対策について詳細にご解説いただきました。
特に、トラック事故が社会に及ぼす影響の大きさに言及されるとともに、適切な車両管理の重要性や、車輪脱落防止対策の徹底について強く呼びかけておられました。
第二部では、アセンド株式会社(東京)代表取締役社長の日下瑞貴様を講師に迎え、「物流DXについて」をテーマに「物流2法改正の影響」と「実運送会社による物流DXの事例」について詳しく解説していただきました。
日下代表はセミナーのポイントとして次の点を強調されておられました。
⓵2024年問題は2024年「からの」問題!法改正に対応することではなく、業界構造自体を改革する!
⓶DX(デジタルトランスフォーメーション)は手段!本当の目的は「デジタル技術を用いた経営改革」!
⓷DXの肝は経営改革!システム導入を目的にするのではなく、「業務・データ・組織」を統合的に改革する!
また、同社は2025年より北陸支店(高岡市)を立ち上げられ、同年2月より富山県トラック協会の賛助会員として入会いただいております。