第2回交通事故防止講習会を開催しました(11/1)
第2回交通事故防止講習会を開催しました(11/1)
11月1日(金)に令和6年度 第2回交通事故防止講習会を開催しました。(46名参加)
本講習は交通事故防止を目的としており、以下の内容について富山県警察本部の講師から解説していただきました。
(1)「交通事故発生状況、交通事故防止対策等について」
講師:富山県警察本部 交通部 交通企画課 警部 今﨑 貴史 様
「県内の交通事故発生状況」と「交通事故防止対策」をテーマに解説が行われました。
交通事故数は依然として多く、令和5年度県内での人身事故は1878件と、自動車の安全技術が進歩しているにもかかわらず、交通事故は依然として重大な課題であるとの見解が示されました。
講師は繰り返し、交通安全の重要性を強調し、「従業員を守る。運転者を守る。会社を守る。」為に以下の取組の実施を呼びかけられました。
①運転免許の確認
有効期限の確認:有効期限切れのまま運転することは無免許運転となるため、期限の確認が必要。
免許範囲の確認:各免許で運転可能な自動車の範囲を確認し、許可範囲外の車両を運転しない。
②交通安全情報の活用
富山県警察が発信している交通安全情報、SD情報を交通安全指導に活用。
https://police.pref.toyama.jp/6115/anzen/koutsuuanzen/jouhou/kj00003504.html
リンク先 富山県警察 SafetyDrivers情報(SD情報)
(2)「薬物犯罪の現状及び薬物乱用防止対策等について」
講師: 富山県警察本部 刑事部 組織犯罪対策課 警部補 志甫 直介 様
第2部の講習では、薬物犯罪の現状とその防止対策について、動画を交えながら解説が行われました。
講師は、薬物乱用の危険性や依存性について具体的な事例を挙げ、県民全体での防止意識の向上が必要であることを説明されました。以下の点を強調されました。
①若年層における薬物乱用の拡大
日本全国、富山県においても29歳以下の若年層による薬物乱用が増えている。
②薬物使用の重大な結果の再認識
薬物を一度でも使用すると元の日常生活には戻れない。
薬物使用の結果として、死亡に至るケースや、重大な交通事故、事件を引き起こす事。
③専門窓口、警察への相談
身近に薬物乱用がある場合には、迷わず専門窓口や警察に相談することが奨励されました。
講師は安全教育に県警、富山大学が共同で作成した防止対策の動画を活用して頂きたいと講演を締めくくられました。
動画名「大麻乱用防止! 私はやらない」富山県警察公式チャンネルより